恐怖の子機事件

2014年05月27日

中間テスト対策授業も明日ですべて終了します。どの教科も最後の総まとめです。

生徒も全体として積極的に学習しました。そして僕たちも。

終了まであと1日、ともなると、こちらもだいぶ疲れがたまってきているのがわかるときがあります。

今日中二斑鳩中学の最終補習後、こんな事件がありました。次には中3安堵中学の授業が迫っています。

中二の生徒はめいめい車でのお迎えのために自宅に授業終了の電話をかけて帰っていっている時間帯です。

中二生徒A:「先生、電話かしてください。」

堀居;「どうぞ、・・・え、子機がない?なんで?探すわ・・・・・・ないなあ、おかしいぞ。じゃあこの親機でかけて。」

その間もだいぶ探しましたが子機は見つかりません。こんな狭い塾なのに。

堀居:「安達先生、子機ご存知じゃあないですか。」

安達;「え、ない?さっき中2の○○さんが使っていたけどなあ。○○さんは?」

中二生徒B:「もう帰りました。」

安達「・・・もしかして子機持って帰ったかな?まさかなあ、でもご自宅に電話してみるわ。」

当然、先方にもありません。いくらなんでもうっかり固定電話の子機を持って帰る子などいるわけない。

安達:(中3安堵中学の生徒に)「おおい、スマホで塾に電話かけてくれ~」

親機の呼び出し音は鳴るのですが、子機の呼び出し音は聞こえません。でも、この時堀居は親機の呼び出し音が何かいつもと少し違うような違和感を感じておりました。が、結局子機は見つからず、安達と堀居は着席している安堵中学3年生の生徒の前で途方に暮れていました。生徒たちも不思議に思っている様子です。

そのとき!堀居は見たのです!安達の顔に驚愕が走るのを!!

安達:「あっ!!・・・・・堀居、ちょっとこっち来い・・・」(堀居の腕をとって引っ張ります)

な、何かやばい・・・このまま引っ張っていかれるとなぜかまずい気がするぞ・・・ここ、マンガなら「ゴゴゴゴゴ・・・」とか擬音が入る所です。

ここで!堀居に神がかり的なひらめきが生まれました!そして堀居は謎の全てを理解したのです。

堀居:「(安堵中三生たちに向かって)生徒のみなさん!謎が全て解けました!犯人は彼だあっ!

そして子機は発見されました。安達の白衣の右ポケットから。

・・・そのあと、安達は先ほど電話して子機の行方を尋ねた生徒宅に再度電話して謝っておりました。さすがあだち塾代表。人柄がにじむ行動です。

いやあ、しかしやばかった。あのままつい立ての向こうに引っ張っていかれていたら、僕の白衣のポケットに子機はねじ込まれ、

「堀居!おまえやったんかああ!」と叫ばれているところでした。人柄がにじむ行動です。

このあと、安堵中学三年の社会の授業が大いに充実し、生徒が主体的に取り組んだのは言うまでもありません。

鉄人安達も、この時期はさすがに睡眠不足と疲労が蓄積します。でもそれがなければ充実した対策ではないような気もするのです。

このあと、松原先生、伴先生にも手伝ってもらって雑巾がけの大掃除をして帰りました。

水曜日、あだち塾はお休みをいただきます。

あと1日、僕も精一杯やります。